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ルート変更が簡単かつ低コストで導入可能なキーカートにより商品の長距離搬送を自動化し、省人化、作業効率の向上、事故発生リスクの低減を実現。

シモハナ物流株式会社 様
https://shimohana.com/

業種:運輸・倉庫
導入商品:AGV・AMR

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導入効果

  • フォークリフト台数削減による省人化を実現
  • フォークリフトオペレータを他の作業に充てられるようになり、作業効率が向上
  • フォークリフトでの横持ち搬送作業をなくしたことで、事故発生リスクを低減
  • 低温環境作業の自動化により、作業者の負担を軽減

有人長距離搬送のムダの改善策を検討

広島県安芸郡に本社を置くシモハナ物流様は、南は鹿児島県から東は埼玉県までの全国55カ所で物流センターを運営する食品の物流会社です。お客様の信頼を得るため、ただモノを運ぶのではなく、高い品質や安全の確保、お客様利益の最大化を図る “考える物流”を追求した3PLサービスを提供しています。
シモハナ物流様の北関東エリアの物流拠点である岩槻第一センターでは、外食業界向け商品の荷受けから保管、店舗別の仕分け、配送までを行っています。従来の課題として、入荷エリア・仕分けエリア間の商品搬送をフォークリフトで行っていましたが、動線が約150mと非常に長く、搬送作業のムダが発生していました。改善策として自動化・省人化を検討し、最適な機器として導入したのがシンプルAGVキーカートです。
その選定理由について所長の平田様は、「まず無人で搬送できること、そして低コストで導入できることがポイントでした。また当初はコンベヤの導入を考えていましたが、設置場所を変更できないことがネックで見送りました。その点についても、キーカートはルート設定が磁気テープで行えるので、キーカートを使用しない時は床面を他の仕事に利用する等スペースを有効に使えますし、ルートの変更も簡単に行えることが決め手になりました」と話します。

キーカートで省人化を実現、作業効率が向上

岩槻第一センターの稼働にあたり、キーカートだけでなく、電動フォークリフトのウォーキーやRinovaなどの複数機器を同時に導入したことにより、各機器の連携を含めたオペレーション体制のスムーズな構築を実現。導入効果については、「キーカートを10台導入し無人搬送を実現できたことで、フォークリフトの導入台数を予定の5台から2台に削減できました。その結果、ランニングコストを低減できたのは大きいですね。さらに安全面についても、フォークリフトでの横持ち搬送作業がなくなったことで、事故の発生リスクを低減できました。
また、低温環境作業の自動化により作業者の負担を軽減することもできました」と平田様。また、キーカートの稼動率上昇にあわせ、連結する台車を改良し、パレットを2枚運べるようにしたことで作業効率がさらに向上しました。
キーカートの導入効果に手応えを感じた平田様は、「物流業界ではまだまだ人手不足が問題になっていますから、トヨタL&Fさんには自動化・省人化に向けた提案をしていただき、一緒にこれからの物流業界を担っていければと思っています」と今後の展望を語られました。

キーカート導入前の課題

入荷エリアから仕分けエリア間、約150mという長い動線の商品搬送をフォークリフトで行なっていたため、搬送作業のムダが発生。さらに低温環境作業のため、作業者に負荷がかかっており、対策として搬送の自動化による省人化を検討する必要あり。

キーカート導入前

キーカート導入後の運用状況

キーカートは、ルート設定を磁気テープで行えるため、キーカートを使用しない時は床面を他の仕事に使える等、スペースの有効活用が可能に。さらに作業状況に合わせてルート変更も容易に行えることが大きなメリット。

キーカート導入

❶搬送作業

入荷エリア、仕分けエリア間(低温環境)の搬送作業はキーカートで実施。稼動率の上昇にあわせ、パレットを2枚運べるように連結の台車を改良したことで搬送効率が向上。

キーカート

キーカート

キーカート


キーカートを導入したことで、フォークリフトの導入台数を削減でき、ランニングコストの低減、フォークリフトオペレーターの省人化を実現。低温環境作業の自動化で作業者の負担も軽減。

キーカート導入でフォークリフト3台削減

荷降ろし・仕分け作業

作業者は仕分けエリアにて、荷降ろし・仕分け作業に専念。

荷降ろし・仕分け作業

荷役作業

リーチタイプフォークリフトやウォーキーは搬送作業は行わず、荷役に専念。

荷役作業

トヨタL&F スタッフからお客様へ

今回の商談は、シモハナ物流様からフォークリフト導入のお話をいただいたことがきっかけです。現場を見て、水平搬送の距離が長いためキーカートで代用できるのでは、と思いました。すぐにキーカート本体を現場に持ち込み、デモを通じて作業パターンの設定がExcelの表で簡単に行えること等、各機能のご説明を行いました。導入しやすい価格等も決め手となり導入を決めていただき、付加価値の高い作業に人員を充てられるようになったとのお声を頂戴しております。現在、同センターの別の工程へのキーカート導入も検討いただいておりますので、今後もキーカートに限らずご満足いただける提案・サポートをしていきたいと思っています。

本事例における導入商品

  • AGV
    KEY CART(キーカート)

    シンプル構造・簡単設定で、導入をあきらめていた現場にも手軽にご活用いただけるエントリーモデルのAGVです。

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