AGF×ドライブインラックの連携により有人フォーク作業約20%削減および自動倉庫の導入により保管スペース約66%削減を実現。

株式会社杉孝 様
https://www.sugiko.co.jp/
業種:その他
導入商品:AGF(無人フォークリフト) / 自動倉庫 / 情報システム




導入効果
- 洗浄ラインとドライブインラック間の搬送を自動化し、有人でのフォークリフト作業工数を約20%削減
- パレット用自動倉庫の導入により、少量多品種機材の保管面積を約66%削減
- 在庫管理システムによるデータ管理で、棚卸工数の低減に貢献
建設現場に欠かせない仮設機材である「足場」のレンタルと、建設現場における災害防止のための足場安全コンサルティング事業を手がける株式会社杉孝様。関西圏における供給拠点の1つである「羽曳野機材センター」は、大阪府羽曳野市に位置し、2025年12月に堺市の「堺機材センター」から移設され、稼働を開始しました。
今回の拠点移設では、将来的な労働力不足を見据え、最新の自動化技術を積極的に取り入れた「省人化センターのモデルケース」としての役割に加え、敷地面積の制約という課題がありました。新センターの敷地は移設前と比較して約50%に縮小されましたが、従来と同等の在庫量を維持し、供給能力を担保する必要がありました。
こうした課題に対しトヨタL&Fは、自動運転フォークリフト「Rinova AGF」と「ドライブインラック」の連携による足場機材の洗浄工程の搬送自動化と、上部空間を有効活用できるパレット用自動倉庫「Rack Sorter P」を提案し、採用いただきました。今回の採用にあたっては、他拠点での運用実績に裏打ちされた信頼と、そのノウハウを活かしたスムーズな要件定義が高く評価されました。加えて、他社比較におけるコスト面での優位性も決め手となりました。
導入の結果、自動運転フォークリフト「Rinova AGF」による足場洗浄工程における洗浄ライン⇔保管エリア間の搬送自動化により、有人フォークリフト作業の工数を約20%削減しました。また、パレット用自動倉庫「Rack Sorter P」により、建屋の上部空間を活用した保管を実現し、少量多品種機材の保管面積を従来の405㎡から136㎡へと約66%削減※1しました。さらに、倉庫制御システム「IS-200」により在庫管理が容易になり、棚卸工数の低減など現場の業務負荷軽減にも貢献しています。※1:198パレットを自社製保管ラックに収める場合との比較
今後は、杉孝様と意見を出し合い、都市型拠点の省人化モデルとしてさらなる進化を目指す「羽曳野機材センター」でのAGF活用範囲の拡張や商材の仕分け自動化などについて、検討を進めてまいります。
【AGF+ドライブインラックのレイアウト】

❶出庫~搬送(洗浄前)
洗浄ラインのシステムから指示がかかると、ドライブインラックに保管されている洗浄前の機材を、自動運転フォークリフト「Rinova AGF」が自動で荷取りし、洗浄ラインまで搬送します。


ドライブインラックは、稼働8時間分の足場機材を保管することが可能。向かって右列に洗浄前品、左列に洗浄済み品が格納されます。

❷洗浄ライン投入(洗浄前)
搬送された洗浄前機材は、洗浄ラインの投入側コンベヤに投入されます。洗浄機械とシステム連携を図ることで、洗浄ラインの稼働状況に合わせた最適なタイミングでの搬送・投入を実現しています。

❸荷取り~搬送(洗浄後)
洗浄を終えた機材は、搬出側コンベヤに搬出されます。センサーが在荷を検知すると、信号を受けたAGFが荷取りし、再びドライブインラックの保管エリアへと搬送します。


❹入庫(洗浄後)
ドライブインラックに入庫。有人運転では高度な操作技術が求められる、狭いドライブインラック内への進入・荷役作業も可能です。


屋外運用に対応するため、機台への防水対策(レインコート)に加え、コンクリート路面への磁気棒の埋め込みや路面の水勾配などの対応なども施されています。
※本事例は、お客様による十分な環境整備および運用上の工夫を前提として実現した屋外利用の一例です。Rinova AGFは屋外での使用を想定した製品ではなく、環境条件や運用方法によっては正常な動作や耐久性を保証できない場合があります。


【パレット用自動倉庫のレイアウト】

❶入出庫(少量多品種機材)
少量多品種機材をパレット用自動倉庫「Rack Sorter P」に入庫して保管。


メッシュパレットの荷役作業には電動フォークリフト「geneB」を導入。安全支援オプションの後方作業者検知運転支援システム(車両連動タイプ)「SEnS⁺」や、熱中症対策のフォークリフト用ミストファン「霧風くん」を搭載しています。

必要なタイミングで、倉庫制御システム「IS-200」より出庫指示をかけると、該当の機材が入ったメッシュパレットが
出庫口まで搬送されます。作業者が必要な数量の機材をピッキングし、その後は自動倉庫に再入庫します。
入出庫情報は倉庫制御システム「IS-200」で管理され、棚卸しなど在庫確認作業の簡素化に貢献しています。


❷入出庫(修理用部品)
修理用部品の入出庫には、自動倉庫の側面後方に設けた入出庫口を活用。修理場近くに位置しており、スムーズな導線を確保しています。

修理用部品の入出庫には、タブレット端末版の「IS-200」を活用。

本事例における導入商品
-

-

-

倉庫管理システム
WMS/WES/WCS物流情報の蓄積と物流業務の見える化による現場改善を支援します。



