クロスベルト式高速仕分けシステム
CROSSORTER

高い処理能力と安定稼働で高速仕分けを実現するクロスベルトソーターです。

ABOUT
「CROSSORTER」とは

CROSSORTERは、クロスベルト式の仕分けシステムです。短いベルトコンベヤで構成されたセルユニットが、高速駆動するコンベヤループの上を走行しながら荷物を搬送・仕分けします。薄物から大型段ボールまで、様々なサイズの荷物に対応可能です。

CROSSORTER

SOLUTION
こんな課題を解決できます

  • 搬送・仕分け作業に必要な人員を削減したい
  • 物量が多く従来の仕分け機では対応できない
  • コンベヤで搬送・仕分けを行うには物流が多すぎる

FEATURE
特長

お客様の要求を実現する高い処理能力と柔軟なレイアウト

インダクション・仕分けシュートの位置や数、複数ループ・複数階層での構成など、お客様の現場や要求処理能力に合わせた様々なレイアウトのご提案が可能です。

CROSSORTER運用レイアウトの例

安定稼働を実現する機構と高いメンテンス性

一部のセルユニットでトラブルが発生しても、他のセルユニットにより稼働を維持することが可能です。また、非接触リニアモーターを搭載しているため、接触式モーターと比較し摩耗が少なく、メンテナンスが軽減されます。

CROSSORTER

環境に配慮した設計で、消費電力を従来比約80%削減

効率を追求した機器構成により、従来型※1と比較し、消費電力を80%以上※2削減します。また、振動や騒音の少ないホイールを採用したことで、騒音レベル65dB以下の高い静寂性を実現します。

※1:Vanderlande社の従来システム

※2:メーカーテスト値

CROSSORTER セルユニット

USE CASE
ユースケース

  • CASE

    【運輸・倉庫】
    段ボールケースを高速で配送方面別仕分け。

  • CASE

    【アパレル】
    袋物、ブーツ、雑貨など様々なアイテムを高速で店舗別仕分け。

  • CASE

    【医薬品卸】
    小箱を高速で配送方面別仕分け。

SPECIFICATION
仕様

項目 内容
搬送速度 最大162 m/分
駆動方式 リニアモーター
給電方式 コンダクターレール
通信方式 赤外線通信
レール部材 アルミニウム


セルユニット

取り扱うサイズに合わせて、4種類のセルユニットから選択が可能です。また、2つの隣接したセルユニットを同時に使用することで大型荷物を搬送することが可能です(SCS700、SCS1200HCのみ)。

  SCS700 SCS1200HC SCS1200 SCS1500
最小荷姿
(mm)
L80 × W50 × H11 L150 × W100 × H10 L150 × W100 × H10 L150 × W100 × H10
最大荷姿
(mm)
L700 × W500 × H500 L1,200 × W800 × H800 L1,200 × W700 × H700 L1,500 × W800 × H800
最大重量
(kg)
30 50 50 50


セルユニット外観とサイズ

crossorterセルユニット外観とサイズ



本ページの内容は、予告なく変更することがあります。

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お問い合わせください。

FAQ
よくあるご質問

どのような荷物を扱えますか?
扱う荷物のサイズに合わせてお選びいただける3機種を用意しています。小口荷物のタイプでは、アパレル商品などの仕分けが可能です。大口荷物タイプでは、運送会社様が扱うような大型段ボールやキャリーケースなども取り扱い可能です。
どの程度の仕分け能力がありますか?
搬送速度3m/sで、最大18,000個/時の能力があります(荷物サイズにより大きく異なります)。また、レイアウトを2段構成にするなど工夫することで2倍近くまで仕分け能力を上げることができますので、まずはお問い合わせください。
故障して止まってしまう可能性はありますか?
荷物が載るセルユニットの一部が故障しても全停止を引き起こしません。全体の駆動はリニア駆動となっており、たとえ一つのモータが故障しても他のモータがカバーします。