自動アンローディング/ローディングロボット
ULTRA Blue™

コンテナやトレーラーからの自動荷役(荷降ろし・積み込み)が可能な自動アンローディング・ローディングロボットです。

ABOUT
「ULTRA Blue™」とは

ULTRA Blue™は、コンテナやトレーラから、段ボールケースを荷降ろし・積み込みする自動アンローディング・ローディングロボットです。全方向移動が可能で、所定サイズの段ボールケースを最大1,000ケース/hのスピードで自動荷役します。

ULTRA Blue

SOLUTION
こんな課題を解決できます

  • トラック・コンテナからの荷降ろし・積み込み作業に時間がかかっている
  • 荷降ろし・積み込み作業に必要な人員を削減したい
  • 身体的負担が大きく、作業者が定着しづらい

FEATURE
特長

最小限のスペースで移動可能な全方向移動タイプ

メカナムホイールの採用により全方向移動が可能なため、限られたスペース内でも最小限の動作範囲で移動できます。また、レールや磁気棒などが不要で、様々な倉庫レイアウトで運用可能です。

ULTRA Blue

複数のセンサーで倉庫内・コンテナ内での自律走行を実現

倉庫内は2D-LiDARおよびリフレクタによるレーザー誘導方式、コンテナ内はレーザースキャナによる壁面検知で自律走行します。

複数のセンサにより自律走行を実現

先端に搭載したカメラ・センサーにより、精度の高い自動荷役を実現

【積み込み】
対象のケースサイズに応じて積み込み方式を選択します。人手だと負担がかかるコンテナ上部への高密度な積み込みが可能です。

【荷降ろし】
画像処理によりケースの輪郭を認識し、コンテナ内の積み込み状態を検出します。独自アルゴリズムにより、最適な順序で荷降ろしを行います。

自動荷役(積込み・荷下ろし)

USE CASE
ユースケース

  • CASE

    【日用雑貨】
    輸出用40フィートコンテナへ同じ荷姿のアイテムを自動積み付け。

  • CASE

    【アパレル】
    トレーラーへの出荷商品自動積み付け。

SPECIFICATION
仕様

ultra blue 仕様



項目 内容
本体サイズ 全長 L1: 9,352 mm
全幅 W1: 1,444 mm
全高 H1: 2,485 mm
重量 3,000 kg
設備仕様 処理能力 最大 1,000 ケース/h
ULTRA Blue™
走行速度
20 m/min. (メカナムホイールによる横行・旋回が可能)
走行方式 2D-LiDARセンサとリフレクタによる自律走行
コンベヤ搬送速度 最大 60 m/min.
電源 3相 200 V (設備内でトランスにより3相 480 Vに昇圧)
対象仕様 可搬ケース
サイズ
全長300~550mm、全幅280~500mm、全高200~450mm
(全長、全幅の寸法が全高寸法の2/3以下の場合、荷崩れの危険があり搬送不可)
可搬ケース
重量
25 kg
推奨コンテナ仕様 40 ft HCコンテナ
(有効天井高2,550mm以下、アウトリガーのないトレーラの場合は対応不可)
環境条件 床面 水滴、油、異物などなきこと
床面平滑度 半径1m以内で±20 mm
周囲温度 5℃~40℃
ドックレベラー
耐荷重
通過荷重4,500 kg以上(静荷重9,000 kg以上)
ドックレベラー
傾斜角
5°以内(コンテナへの乗込み角度)


※ULTRA Blue™はBastian社の米国登録商標です。

※通過荷重:ULTRA Blue™乗込み時の動的負荷に対するレベラーの耐荷重値。

※静荷重:静止状態でレベラーが支持可能な最大重量。



本ページの内容は、予告なく変更することがあります。

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FAQ
よくあるご質問

複数の大きさの商品をコンテナに積み込む事は可能ですか?
複数の商品を取り扱う事は可能です。
ただし、ランダムに流れて来てしまうと、積み込み後のフェースが揃わない可能性があるため、上流工程で、同一の商品がまとまって流れてくるように順立てを行う必要があります。
複数のトラックバースで使用する事は可能ですか?
複数のトラックバースで運用する事は可能です。海外では、車両の入れ替え作業中に、隣のバースに着車したコンテナで作業を行っている事例もあります。
安全性について教えてください。
産業用ロボットに該当するため、侵入防止柵や、セーフティセンサーなどで区画を設けます。侵入防止柵の中に人がいる場合、設備を起動する事はできません。また機台にも複数のセーフティセンサーが付いており、飛来物・落下物等を検知すると、非常停止を行います。
ULTRA Blue™を使用するために、他にどの様な設備が必要ですか?
コンテナ内まで走行するために、ドックレベラーが必要です。また、ULTRA Blue™の走行に合わせて伸縮を行うコンベヤも必要になります。
既存の設備の活用、新規導入ともに対応可能で、トヨタL&Fがトータルでご提案いたします。
10t車でも使用できますか?
通常の10t車では荷台の揺れなどの影響で、設備が正常に動作できない為、ご使用になれません。スワップボディ車での使用については、ご相談ください。