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2種類の仕分けシステム(t-Sort/t-Sort 3D)とバケット用自動倉庫の連携で、省人化および作業の標準化を実現。

株式会社安川電機 様
https://www.yaskawa.co.jp/

業種:電気・機械
導入商品:仕分け機・ソーター / 情報システム / 自動倉庫

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導入効果

  • 仕分けシステムと自動倉庫の連携により、仕分け工数を削減し、省人化と出荷効率の向上を実現
  • シンプルなオペレーションにより、作業を標準化し、新人作業者の教育時間の削減に貢献

主に産業用ロボットなどメカトロニクス製品の製造を行う安川電機様。ソリューションコンセプト「 i³-Mechatronics(アイキューブ メカトロニクス)」を通じて、お客様に新たな価値を提供しています。

北九州市の本社内にある八幡西事業所第2工場は、半導体製造装置用ロボットの製造工場です。同工場内の部品倉庫では、2022年に平面型ソーティングシステム「t-Sort」とバケット用自動倉庫「Rack Sorter B」を導入し、処理能力の向上および省人化を図りました。しかし、部品の入荷形態が、オーダー単位から品目単位へ変更されたことで、入荷・入出庫・仕分け作業などの工数増加が課題となっていました。また、この入荷形態の変更に伴い、システム全体の処理能力を増強する必要も生じました。

トヨタL&Fでは、これらの課題を解決するため、立体型ソーティングシステム「t-Sort 3D」の導入とバケット用自動倉庫「Rack Sorter B」の増設、および既存システムを活かした全体レイアウトの再構築をご提案。レイアウト検討およびシミュレーションを重ねた結果、課題解決に効果が見込まれたことから、導入が決定しました。

導入の結果、入荷・入出庫・仕分け作業の工数を削減し、仕分け工程において省人化を実現。出荷効率向上にも貢献しました。さらに、自動倉庫から出庫された部品を、PCの画面表示に従い、「t-Sort」に投入するだけのシンプルなオペレーションとすることで、作業の標準化を実現。初心者でも簡単に作業が可能となり、新人作業者の教育時間の削減に貢献しました。

今後は、出荷工程における台車搬送の自動化を検討するなど、さらなる効率化と生産性の向上を目指していきます。

【運用概要】

❶ 部品入荷・検品

入荷した部品はハンディターミナルを使用して検品します。

❷-1 入庫(部品投入)

検品後、入庫する部品とバケットのバーコードを順番にスキャンして紐づけ、バケットへ部品を投入。入庫作業用に導入した、リフトアップが可能な仕様の平面型ソーティングロボット「t-Sort」が荷取りを行います。

・リフトアップが可能な仕様の「t-Sort」

❷-2、 ❷-3  入庫(搬送→自動倉庫【A】へ格納)

その後、バケットは入庫作業用の「t-Sort」によって、バケット用自動倉庫「Rack Sorter B」2基で構成された自動倉庫【A】へ搬送・一時入庫されます。


・仕分けエリア下およびコンベヤ下の床面に走行用のPVCシートを設置して、入庫作業用の「t-Sort」の走行路とすることで、スペースを有効活用

・リフトアップ装置を用いて入庫用コンベヤに投入し、自動倉庫【A】に一時入庫

・「Rack Sorter B」2基で構成された自動倉庫【A】。1F〜2Fの吹き抜け仕様で、2Fにも入出庫口を設けており、2Fでは荷合わせや棚卸しなどの作業を実施

❸ 一時出庫・再入庫(自動倉庫【A】→自動倉庫【B】)

自動倉庫【A】は保管と荷合わせ、自動倉庫【B】は回転率の高いピッキング出庫の役割として運用しています。

自動倉庫【A】に一時入庫された部品は、翌日の生産予定に合わせて夜間に払い出され、「Rack Sorter B」3基で構成された自動倉庫【B】に再入庫されます。また、同じタイミングで自動倉庫【B】から空バケットが出庫され、自動倉庫【A】に格納されます。

・「Rack Sorter B」3基で構成された自動倉庫【B】

・自動倉庫【A】自動倉庫【B】ともに、入出庫効率向上のため、2バケット同時に搬送可能なツインフォーク仕様のクレーンを採用

❹ 出庫(自動倉庫【B】→仕分けエリア)

上位システムからの指示により、自動倉庫【B】よりバケットが出庫され、仕分けエリアまでコンベヤで搬送されます。

❺-1 仕分け(t-Sortへの部品投入)

仕分けエリアにバケットが到着すると、作業者が、PCの画面表示に従って部品をピッキングし、バーコードをスキャンして、仕分け作業用の「t-Sort」に投入します。

ピッキング後のバケットは、コンベヤで自動倉庫【B】に搬送され、再入庫されます。
空になったバケットは、自動倉庫【A】前に設置された払い出し口に搬送され、入庫用「t-Sort」により、必要なタイミングで入庫エリアに供給されます。

❺-2 仕分け(t-Sort⇒t-Sort 3D)

その後、投入された部品は、「t-Sort」により搬送され、走行エリアの左右に設置された、立体型ソーティングロボット「t-Sort 3D」のフラップにシュートされます。「t-Sort 3D」は9基(18台車分)導入されており、「t-Sort」で搬送された部品は、製造番号ごとに各台車に仕分けられます。さらに「t-Sort 3D」により、次工程で使用する単位で各間口に仕分けられます。

・「t-Sort」から「t-Sort 3D」のフラップに投入

・「t-Sort 3D」では、さらに次工程で使用する単位で仕分け

・「t-Sort 3D」の台車1台に、1つのロボットを製造するのに必要な部品が仕分けられます

・「t-Sort」は、充電が少なくなると、充電ステーションまで自動で走行して充電を行うため、長時間の連続稼働が可能

❻ 製造工程へ搬送

仕分けが完了した台車を、作業者が製造工程へ搬送します。

本事例における導入商品

  • 平面型ソーティングロボットシステム
    t-Sort

    高い柔軟性で効率化と省人化を実現する平面型の仕分けロボットシステムです。

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  • 立体型ソーティングロボットシステム
    t-Sort 3D

    省スペースでの仕分け作業を実現する立体型の仕分けロボットシステムです。

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  • バケット用自動倉庫(スタッカークレーン)
    Rack Sorter B

    上部空間を有効活用し保管効率アップ。小物・軽量物の商品管理が可能なバケット用自動倉庫です。

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  • 倉庫管理システム
    WMS/WES/WCS

    物流情報の蓄積と物流業務の見える化による現場改善を支援します。