自動倉庫とAGF(自動運転フォークリフト)との組み合わせで、保管・搬送作業を自動化し、省人化と作業者負担の軽減を実現。
TOPPAN株式会社 様
https://www.toppan.com/ja/
業種:その他
導入商品:自動倉庫 / AGF(無人フォークリフト)




導入効果
- 保管・搬送作業を自動化し、省人化と作業者の身体的負担軽減を実現
- 高さ制限がある既存建屋に合わせた効率的な設計で、従来比1.5倍の保管量を実現
- 正確でタイムリーな入出庫・搬送により、資材供給の最適化を実現
「印刷テクノロジー」をベースに「情報コミュニケーション事業分野」、「生活・産業事業分野」および「エレクトロニクス事業分野」の3分野にわたり幅広い事業活動を展開しているTOPPAN株式会社様。様々な商品パッケージを製造している水戸工場では、平置き段積みによる資材や製品の保管を行っており、保管場所が担当者にしか把握できない上、人手作業で身体的負担が大きいという課題がありました。また、工場集約のために保管効率を向上させる必要がありました。
これらの課題解決に向けて、水戸工場では建屋のリニューアル時に、保管と搬送作業の効率化を検討し、トヨタL&Fのパレット用自動倉庫「ラックソーターP」12基と、自動運転フォークリフト「Rinova AGF」19台の導入を決定しました。選定のポイントは、価格や性能に加え、既存建屋の限られたスペースでのレイアウト設計に対応できること、そして運用面や機器間の連携を考慮し、自動倉庫とAGFを1社でカバーできる点でした。
今回のシステム導入の結果、自動倉庫とAGFの連携による保管・搬送作業の自動化で省人化を実現。労務費の削減による損益改善効果に加え、夜間作業の自動化により作業者の負担が軽減されました。また、管理が一元化されたことで、より正確でタイムリーな入出庫・搬送が可能となり、資材供給の最適化と生産性の向上にも繋がりました。保管量についても、既存建屋の高さに合わせて効率的に設計された自動倉庫により、従来比約1.5倍の収納を実現しました。
今後は、建屋間の屋外自動搬送、および新たな自動倉庫の増設などを検討しており、さらなる自動化による効率化と生産性の向上を目指しています。
【システム運用図】

❶原紙の入庫~印刷・一時保管
パッケージに使用する原紙は、有人フォークリフトで原紙を保管する自動倉庫へ入庫します。その後、上位システムからの指示により自動倉庫から出庫された原紙をAGFが荷取りし、印刷工程へ搬送します。印刷が完了すると、再びAGFが荷取りし、センター倉庫と呼ばれる半製品を一時保管する自動倉庫へ搬送します。
入荷した原紙を有人フォークリフトで自動倉庫へ入庫。

自動倉庫から出庫された原紙をAGFが荷取りし、印刷工程へ自動搬送。

印刷が完了した半製品をAGFが再び荷取りし、半製品を一時保管するセンター倉庫へ自動搬送・入庫。



❷一時保管
パレット用自動倉庫ラックソーターP 10基で構成されたセンター倉庫では、半製品を一時保管。
既存建屋の高さに合わせた効率的な設計で、従来比1.5倍の保管量を実現しました。また、自動倉庫10基と有軌道台車を組み合わせたレイアウトとすることで、必要な入出庫能力を確保するとともに、加工工程への効率的な供給を実現。将来的な能力増強にも対応可能な設計としました。
【センター倉庫レイアウト】

センター倉庫(パレット用自動倉庫 Rack Sorter P)


入庫口・自動倉庫間・出庫口に有軌道台車を導入。


❸加工工程~再入庫~仕上げ工程
センター倉庫に入庫された半製品は、必要に応じて各加工工程へ搬送され、加工後に再入庫されます。加工が完了した製品は自動倉庫から出庫され、仕上げ工程へ搬送されます。
加工工程および仕上げ工程への搬送作業は、一部を除いてAGFが担います。
センター倉庫から一時出庫し、加工工程へ搬送。加工が完了すると自動倉庫に再入庫。

加工が完了した製品をセンター倉庫から出庫し、仕上げ工程に搬送。


【安全支援機能】
Rinova AGFの障害物センサやメロディホーンなど各種安全支援装備により、人と混在する現場での安全を考慮した運用に貢献。
※サイドライトはトヨタL&F標準オプションではなく、お客様によって設置されました

【自動充電器】
都度自動充電を行うことで、24時間稼働を実現。

【管理モニター】
自動倉庫とAGFの稼働状況を見える化。





