導入効果
- 都心の狭小地でも多くのご遺骨を保管できる自動倉庫の導入
- 耐久性・デザイン性の高い建築設計
- 建築設計から許可申請、機器選定、施工、運用まで一括管理
首都圏での布教活動に力を注ぐ光明寺様は、お墓参りへ足を運びやすく何度も来たくなるような寺院を都心に建設したいと考えていました。しかし利便性の良い場所に霊園が作れるだけの広い土地を確保することは容易ではありません。そこで、JR新宿駅から徒歩約3分の場所に、自動搬送式納骨堂を備えた寺院の建設を計画。課題は、狭小地でも多くのご遺骨を保管できるようにすること、さらに機能・外観デザインを含めてこれからの寺院として広く世間に受け入れてもらえる建築物にすることでした。
総合監修を請け負ったトヨタL&Fは、「300年後も残る美しい寺院」を設計テーマに、著名な建築家陣の設計協力を得て、高いデザイン性と耐震・耐久性をもった寺院を実現。また自動倉庫を活用した納骨堂を導入することにより、従来では困難であった、狭小地にもかかわらずゆったりとした参拝所を持った約7,500基という多くのご遺骨(納骨箱)を保管できる納骨堂を可能にしました。
受付:参拝者のICカードを端末にかざすと、参拝室の墓碑に厨子を納めるよう指令発信。
自動納骨堂:該当する厨子を自動で、指定された参拝室の墓碑へ搬送します。
参拝:参拝者が所定の場所にICカードを挿入すると扉が開き、中央に厨子が納められた墓碑が現れ、脇には遺影が映し出されます。
本堂:ご本尊阿弥陀如来立像、親鸞聖人、蓮如上人の御絵像が安置。東壁面には「莫高窟第220窟阿弥陀浄土図」の原寸大復元画像が展示。
如来堂:金色に輝く4尺の阿弥陀如来立像を安置。グランドピアノ、ベーゼンドルファーも設置され、音楽法要などを行うこともできます。
白書院:畳廊下を含めると全44畳の大広間。日本画家、松井冬子画伯が約3年がかりで制作中の48面の襖絵が空間を彩ります。
空の間:座禅や声明、音楽演奏など安らぎのひとときを過ごせる大空間。
お客様の声
建築設計もお任せできる総合力がトヨタL&Fさんを選んだ決め手です。
トヨタL&Fさんを選んだ決め手は総合力です。設備機器やシステムの導入のみならず、外観デザインを含めた建築設計も一括してお任せできることからお願いしました。トヨタL&Fさんには、幅広い知識を備えた優秀なスタッフが揃っており、その方たちが私たちの身になって、また私たちと一体となって満足のいく寺院を実現してくれました。この「新宿瑠璃光院白蓮華堂」は、人々に心の平穏をお届けすると同時に、文化に触れる場として多くの方々にご利用いただければと思っています。